●民宿諏訪湖の周り、適当な食堂が見付からない 長男の車で、今度は今晩泊まる予定の宿を探した。長男は途中で道に迷って、諏訪湖を一回りした。道が小さくて、あまり慣れていないので、しかたない。久々に家族4人がそろえて一緒にいることだけでも嬉しいことである。子供は2階の部屋に、我ら夫婦は1階の部屋に荷物を置いて、食事に行くことにした。お酒も飲むつもりなので、歩いていくことにした。でも食堂がなくて、困った。1時間も歩いてやっと、それらしい食堂を見つけて、入ってみたが、この店は、食堂でない、居酒屋のようである。ところで、急に長男が、自分の友達を呼んで一緒に食事したいというので、われらはここで待って、長男は、友達を呼ぶことにした。30分くらい、高いお酒のつまみを何個注文しながら、居酒屋で長男を待ってた。居酒屋のことは、分かるが、おつまみが高すぎで、びっくり。いよいよ、長男の友達が到着、挨拶してから今度は5人が、また食堂を探してあるくようになった。ああ、情けないこと。大失敗である。あのホテルの朝食が、あまりも期待外れだったので、もし、民宿の夕ご飯のことが何がでるのか、気になって、キャンセルしたのである。宿の夕ご飯よりもっと良い食堂で、家族で食べるつもりで、キャンセルしたので、今は、食堂も見つけなくて、皆を歩かせながら、食堂を探しに力が無くなる。
●中華料理屋に入った。 俺が探している料理は、普通の日本料理屋である。日本にきて、日本料理を食べてみたいのだ、けどこれが簡単ではない。やっと探してみつけた、日本料理屋は、あまりも高くて、お一人4000円から6000円くらいの予算が必要。これは、お金の無駄使いだ。もっと庶民的な店を探そうと皆を説得して、やっと入った店は、古い中華料理屋。とてもお仲が空いていたので、一応色々注文した。この店、あまり美味しいとは言えないが、ご飯はとても多く出た。おばさんも親切である。家族が全部(長男の友達も)、一緒に大変努力してやっと食事ができた。ビールも飲んだ。夕食が終わって、一応宿に戻ることにした。
●天井にある垂木に頭をぶつけた 宿は、日本式の部屋がたくさんある典型的な宿の姿である。真中に池があり、隣には温泉になっている。大衆湯と、男風呂、女風呂がある。部屋の中は、タバコの臭いで、田舎のお爺さんの臭いと似ている。俺はタバコを吸わないので、タバコに臭いは、大嫌い。12年前は俺もタバコを吸ってた。もっと早く辞めたら良かったと思う。子供には、一生タバコを吸わないように、教育している。ところで、畳の部屋の上の方面に、壁から出っ張っている、垂木(本当の名前が分からない)が二つある。何のために作ったのか、わからないが、これは、致命的な邪魔者である。もう2回も頭にぶつけた。どうしてこんな危ないことを設置しておくのか、理解できないが、日本式の部屋には、全部あるのか、兎に角気をつけることにした。
●露天温泉に入って 諏訪は、どこでも温泉があるそうだ。韓国は地震が無い国なので、温泉もあまり無い。「剛の家」に温泉があれば、とても有名になるはずである。一昨年、金沢に行った時、露天風呂を経験したことがあるので、今回は2度目。妻を誘って、一緒に、温泉(露天風呂)に入った。入り口で、小さい籠で、寝巻きをいれ、裸で中に入った。露天なので、誰か計画してみようとすれば、いくらでも覗いて見られると思う。ま、見せても平気な体なので、皆にサービスすることにした。簡単に体を洗って、お風呂の中に入ろうとしたら、お湯が熱すぎて、やけどするくらいである。あっちの方に、蛇口が見えて、さっとお水を加えた。(熱いお湯を我慢しないで)お湯に水を出すのは、悪いことなのか(規則違反?)、心配したが、後で入り口の案内文を見たら、「お湯が熱くて、お水を出した場合、用務が終われば必ず蛇口を閉めておきなさい」と書かれてあるので、安心した。
●布団が厚くて気持ち良い 諏訪の冬は寒いと聞いたが、夕方になると、ちょっと寒い、浅草で買った合気道の服が、とても役に立つ。床暖房はできていないが、布団がとても厚い。それが思ったよりとても軽くて、気持ち良かった。良い綿を使ったみたい。お陰でぐっすり寝ることができた。パソコンは置いていないが、無線インターネットができて、持って行ったノットパソコンで、メールチェックができた。この前、広島に行った時には、メールチェックする為に、わざと電気商店街まで行ったことがある。テレビには、面白い番組をやっていたが、あまり目に入らない。妻と一緒に、免税店で買っていた、シーバスリガール(ウィスキー)を、飲みながら、日本の最後の夜を惜しんだ。
「剛の家」の2009年日本旅行記(2009.9.5~9.9、4泊5日)E
|