宗廟

 住所:ソウル市 鐘路区 薫井洞1-2

 

現地アクセス
 ソウル地下鉄1号線「鐘路3街駅」の11番出口を出て、徒歩約10分。
ソウル地下鉄3,5号線「鐘路3街駅」の8番出口を出て、徒歩約10分。
 宗廟(チョンミョ)は朝鮮の歴代君主の位牌を奉って祭祀を行う所。1394年、太祖(1335-1408)・李成桂が朝鮮王朝(1392-1910)の建国とともに、新たな都、漢陽に景福宮と同時に建てた建築物で、その伝統的な荘厳な儀式である祭礼や祭礼楽など、長い伝統と慣習がそのまま保存され、世界文化遺産に登録されています。
宗廟正門を入ると三本の道がありますが、少し高い真中の道は亡くなった王のための道で、東側は王、西は王世子のための道となっており、真中の道は正殿に続き、両側の道は斎戒沐浴して祭祀の準備をする部屋へとつながっています。心と体をきれいに整えた後、王と世子は典祀庁へ移動し、典祀庁は祭祀を行う食物を準備する所で、庭を中央に建物をロの字型に配置してあります。
また宗廟の中心である正殿は歴代君主の位牌を奉って祭祀を行う空間。王に対して祭祀を行うのは中国から伝わったものですが、現在までその伝統を維持しているのはここだけ。正殿には19の部屋があり、各部屋には各王を奉ってあります。正殿の塀の中には君主に誠実に仕えた臣下たちを奉った功臣殿があります。
宗廟祭礼楽は、器楽や歌、踊りで構成されている祭礼楽ですが、500年前の旋律を今日までそのまま伝えるもので、現在世界で最も古い儀礼文化となっており、毎年5月の第1日曜日(変更の場合もあります)にその行事を見ることができます。
 お問い合わせ : +82-2-765-0195 (韓国語/英語)
ホームページhttp://jongmyo.ocp.go.kr/sosok/jm/home/home.html (韓国語)
観覧時間 : 3-10月 09:00-18:00 (土日、祝日は19時まで) / 11-2月 09:00-17:30(土日、祝日は18時まで)
休業日 : 毎週火曜日
入場料 :

区分

19歳以上

7-18歳

6歳以下

個人

1,000ウォン

500ウォン

無料

団体

800ウォン
(30人以上)

400ウォン
(10人以上)

無料

*入場券の販売は、観覧時間終了1時間前までとなっています